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株式投資で失敗!株初心者OL失敗談【リーマンショックで気づいた失敗しない心得】

株式投資で失敗!株初心者OL失敗談【リーマンショックで気づいた失敗しない心得】

株式投資始めたばかりの初心者の時は、ボーナスで購入した個別株の売買で失敗。せっかく数年保有したのに、大損なんて…個別株の売買はやめました。なにがダメだったのでしょうか?

この記事を読むと、初心者が株式投資の個別株売買で失敗しないための心得がわかります。

チャートとにらめっこ

初めてのボーナス!
難しい経済用語はよくわからないけど、株の売買をしてみたいと思って、証券会社で口座を開きました。

何となく気になった2社の株をいざ「ボーナスをつぎ込んで」買ってみたのはいいのですがそもそもいつ売ればいいのか?

何となく気になって、トイレに行くたびに携帯で株価をチェックするというチャートとにらめっこの毎日が始まりました。

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仕事が手につかずおろそかに

昼休みになると、会社近くの銀行や証券会社に表示される株価にくぎ付けに。いきなり毎日の株価と経済状況が気になるOLに変身したのですが…


とにかく、ボーナスで購入した株が上がるのか下がるのか、一日中気になってそわそわしすぎて同僚から仕事に集中できてないといわれる始末。

生活費から節約して捻出したお金ではなく、ボーナスから購入しただけでも株価の変動に対する心の動揺が半端なかったです。

節約してやっと貯めたお金だったらどれだけ不安になるか…考えると怖いくらいでした。

株は安く買って、高値で売ればいいんでしょ?

✅ 投資でリターンを得たいと思えば割安な値段で購入し割高な時に売る。

その通りですが、ではいつが底値で、いつが高値なのでしょうか?

…それは、なかなかわかりません。

株価がどんどん下がってきてるけど、もう少し我慢して保有していれば、企業価値も上がるかもしれないし株価も上がるかもしれない…

そんな気持ちで損失が膨らむ株を保有し続けていました。

極めつけは「リーマンショック!」

ある日を境に株価が暴落する、一番恐れていたことが現実に!

2008年9月にリーマンブラザーズが破綻し、連鎖的に世界恐慌となりました。2018年の10月後半には株価が6000円台にまで下がり26年ぶりの下げ幅となりました。

yahooファイナンス日経平均チャートより

気づけば、保有していた株の損失は膨らみ続け、購入額の10分の1以下になっていました・・・

新卒当時、社内の人が投資の利益でお昼をご馳走してくれたので、投資には結構いいイメージがあったのに、もう二度とやりたくないし、株価なんてみたくないという心境になりました。

損切の基準を明確に!

当時は、長期投資する認識が全くなかったので短期で売買しようと思っていました。

企業分析が得意なわけでも、財務分析が得意なわけでもないのに、ただ何となく何の基準ももたずに株を保有。時代の大きな変化にただ動揺していました。

損失が大きく膨らみどうにもならなくなった理由は、ただ一つ。自分の損切の基準を持っていなかったからです。

ポイント

投資前に、自分の損切の基準を明確に!!!

例えば、損失が購入額の10%になったら売るとか、損失が20%になったら売るなどという自分の基準をあらかじめ決めることをおすすめします!

この基準がないと、ずるずると損失の沼にハマってしまいます。

よくよく考えれば、プロの投資家ですら大変な株の売買を、仕事の片手間でろくに株価や企業分析もせずにやっていたことがバカでした。

損切の基準ももたず、ただ勘だけでなんとなく保有して成功できるほど甘くなかったです。

まとめ

もちろん企業分析や株価分析が得意な方もいらっしゃると思いますが、今回は特に初心者が陥りがちな損切できずに大損失の失敗経験から「損切の基準を持つ大切さ」をお話ししました。

個別株の売買はこりごりで足を洗いましたが、これがきっかけで投資信託に興味をもつようになり現在は投資信託で資産運用をしています。

いまがあるのは、この大きな失敗のおかげですが久しぶりに当時の気持ちを思い出し泣きそうになりました(笑)

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